Lis. master's voice
Lis. master's voiceは、あの有名なスピーカーに耳を傾ける犬の絵に書かれた古典的なコピー、His master's voiceを少し捩ったものです。
このページでは、みなさんにお伝えしたり、お話ししたりしたいことを
少しずつ書いていこうと思いますので、どうぞおつきあい下さい。
■ Lis. master's voice 第800号 |
Date: 2025年01月08日 (Wed) |
あらたまの年の若水くむ今朝はそぞろにものの嬉しかりけり
(樋口一葉)
みな様、どのように新しい年を迎えていらっしゃるでしょうか。私
は、早寝早起き、酒量もかなり減って、バーマン時代とはかなり趣
の違う毎日を送っており、何だかおかしな感じです。
さて、冒頭の歌は、日頃生活に苦しんでいた一葉の、お正月のほん
のひとときの気持ちの高揚が歌われていて、いじらしいと言うのは
失礼かもしれませんが、愛おしい作品であると思います。
彼女の小説作品は、タイトルはいくつか知っているのですが、実は
まだ読んでいないので、今年は購読したいと思っています。また、
数多くの和歌も残しており、こちらにも関心があります。
以前は、自分の趣味を訊かれると、素直に「読書」という言葉が出
てきたのですが、ここ何十年と本を読まなくなっております。生活
も変わったことですし、再び読み始めようとは思いますが、眼の疲
れは、以前よりも著しくなって来ているので、騙し騙しと言ったと
ころでしょうか。
また、寒気が訪れるようです。暖かくして過ごしましょう。それで
は、See ya!