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Lis. master's voice
Lis. master's voiceは、あの有名なスピーカーに耳を傾ける犬の絵に書かれた古典的なコピー、His master's voiceを少し捩ったものです。
このページでは、みなさんにお伝えしたり、お話ししたりしたいことを 少しずつ書いていこうと思いますので、どうぞおつきあい下さい。


  Lis. master's voice 第544号
Date: 2017年07月18日 (Tue)
雨合羽を羽織って自転車に乗るのは、それなりに面倒なことですが、それでも

前々節、南アフリカ遠征の初戦ゴールデン・ライオンズに7ー94というスコ
アで大敗し、南アフリカのニック・マレット元ヘッド・コーチ(以下HC)に
「日本はスーパーラグビーをなめているのでないか」とまで非難されていたサ
ンウルブズでしたが、最終節の秩父宮ラグビー場で最高のゲームを見せてくれ
ました。

ニュージーランドの名門チームであるブルーズを相手に48−21と快勝した
のです。

敗戦続き、しかも酷暑の正午過ぎというキック・オフ。ゲームに行こうとする
モチベーションを持ちにくい試合設定に関わらず、秩父宮には12,543人
のファンが詰めかけました。最近なかなか足を運ばなくなっていた私にとって、
このファンの姿勢には本当に頭が下がる思いがします。

最高気温が約34度、湿度が74パーセントの気候条件が、サンウルブズを後
押ししてくれたことは間違いないでしょう。ニュージーランドは今が真冬、気
温も最高で12、3度くらいの日が続いています。さらに、この国では真夏で
も最高気温21度から24度くらいが標準であり、それよりも10度も気温が
高い中での謂わば「クレージー」とさえ言える環境でのゲーム経験は、ほとん
どなかったことでしょう。

キック・オフから12分で連続トライを許し0−14とされ、サンウルブズに
とって今日も厳しいゲーム展開かと思われましたが、懸命の反撃を開始し2ト
ライを返し、前半を14−21で折り返します。後半は6トライの猛攻で34
点を挙げ、相手を無得点に抑えるという、今までの鬱憤を晴らすような内容で
した。ゲーム・キャプテンのNo.8ヴィリー・ブリッツ選手が「全員がハート
を込めたプレーができたと思います」とコメントしている通り、サンウルブズ
は魂のラグビーを見せてくれました。

日本でもたいへんな人気の往年のオール・ブラックスのスター選手で、今回の
ブルーズのタナ・ウマンガHCは「サンウルブズの素晴らしいプレーを称えた
いと思います。南アフリカでの苦しいアウェー戦のあと、最終戦をこういった
形で終えることができたのは、選手、スタッフが来シーズンを見据えて努力し
たからだと思います」と言葉を残してくれ、彼にここまで言わせたサンウルブ
ズを誇りに思います。

そして、この勝利はフィロ・ティアティアHCが「世界一のファン」と評して
くれたサポーターの応援によるところもたいへん大きかったようです。先ほど
も触れましたが、この暑い中を本当にお疲れ様でした、と申し上げたいと思い
ます。

昨年1勝、今年は2勝、しかも南アフリカとニュージーランドのチームに勝利
したのは、たいへん大きなことだと思います。さてW杯直前年となる来シーズ
ン、もうひとまわりもふたまわりも大きなチームになってほしい、と心から願
っております。

三日月の上に静かに腰掛け、歌い続けている人。いつの日かその声が私に届く
ことを、祈り続けています。・・・こんな詩がありました。この季節になると
思い出します。もう生徒たちは夏休みを迎えるのですね。みなさん、どうぞご
自愛ください。それでは、See ya!
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